(あらすじ)
CIA工作員のアル・シモンズは、長官のウィルに罠にかけられ、任務遂行中に爆死する。
地獄に落ちたシモンズは魔界の支配者マルボルギアと、妻のワンダと再び会える代わりに魔界の軍団の司令官になるという契約を交わす。
地上に舞い戻ったアルは、自分の意思で自在に形を変えられるイカした鎧を身にまとったダークヒーロー、スポーンになっていた!
自分の命を奪ったウィルに復讐しようとするスポーンに、謎のデブ、クラウンや、謎の男コグリオストロといった怪しい面々が接触をはかってくるのだった。
(感想)
「バットマン」「スパイダーマン」みたいな、コミックを映画化したものです。今までにも数々のコミックヒーローが映画化されてきましたが、「映像化した際のヒーローの見た目のカッコよさ」ではピカ一ですね。
まず、着ているのがタイツじゃないというのがポイント高いです。あと、顔を覆うマスクのデザインもいい。普段は素顔を出してるんですが、焼死させられたという設定なので、常に焼けただれた顔と少々不気味な素顔ですが、ピンチになるとマスクが自動的に顔を覆ってくれます。
このマスクも、体から飛び出す鎖やトゲといった武器も全部、スポーンが身にまとっている(それとも体の一部なのか?)鎧を、スポーンの意思で形を変えているものらしいです。何だか複雑ですが、便利な特殊能力ですね。さらに、身体能力も向上されてて、傷も瞬時に治してしまえるという、ヒーローの中でもかなり強い部類のようです。
そのせいか、敵もまたビッグな奴で、地獄の世界を支配しているとかいう物騒な化け物に、人の約2〜3倍ぐらいの大きさの怪物など、尋常じゃない相手です。
ですが、映画を見ててもあまり燃える部分が無いのは、アクションシーンのほとんどがSFXまみれになってるせいなのかもしれないですね。かと言って、SFXを使わないと完全には映像化出来ないけですし、難しいところです。
全体的にダークな雰囲気で、美術面や照明とかはかなりいい感じです。スポーンを演じるマイケル・J・ホワイトの動きもカッコよくていいです。CGも、使い過ぎというのを気にしなければ、今見てもかなり出来がいいです。
また、この映画の見所の一つに、ジョン・レグイザモ演じるクラウンの、一言で言えば「悪ノリ」演技というのがあります。「バットマンフォーエバー」のジム・キャリー&トミー・リーコンビ同様、あまりにノリ過ぎて主役を食ってしまってます。レグイザモの演技も見てて面白いんですが、少々しつこいです(笑)。
監督:マーク・A・Z・ディッペ
音楽:グレーム・レベル
タイトル・デザイン:カイル・クーパー
出演:マイケル・J・ホワイト(アル・シモンズ/スポーン)
ジョン・レグイザモ(クラウン)
マーティン・シーン(ジェイソン・ウィン長官)
テレサ・ランドル(ワンダ)
ニコル・ウィリアムソン(コグリオストロ)
D・B・スウィニー(テリー)