デッドフォール
<TANGO & CASH>
89年 アメリカ映画 104分

(あらすじ)
ロスで一、二を争うスーパーコップ、レイ・タンゴとゲイブ・キャッシュ。
二人に辛酸を舐めさせられてきた悪党イブ・ペレは、恐怖の「邪魔な二人を一緒に牢屋に入れてしまおう作戦」を思いつく。
かくして、まんまと罠にはまった二人は、凶悪犯のひしめき合うとんでもない刑務所に入れられてしまうのだった。

(感想)
娯楽映画とはこういうものだといわんばかりの娯楽映画!
当時流行の刑事コンビ映画ですが、大抵この手のバディムービーは、全然キャラの違う二人がコンビを組むのが普通です。で、その二人の対比が面白かったりするわけですが、この映画は直球勝負なのか変化球なのか、二人とも戦闘的なマッチョです。
一応、スタローン演じるレイ・タンゴには、スーツにメガネの知的マッチョという設定がありますが、アクションシーンでは完全に忘れられてます。
でも、このスタローンのキャラ設定自体が一つのギャグなんでしょう。よく、このタンゴ役のスタローンの出で立ちが似合わないとか言われますが、それも当然です。分かってて敢えてやってるんですから。

アクションシーンは、何と言っても主演がスタローンにカート・ラッセルですからね。レベルは滅茶苦茶高いです。そのせいか、一つのアクションシーンがやや短めなのが残念に思えるほどです。これはこれでテンポがあっていいんですが、個人的にはこの倍ぐらいの時間、二人のアクションを見ていたいです。
また、二人の掛け合いも面白い。下手なコメディ映画よりもこの二人の会話の方が笑えます。

全編に渡って、アクションシーン、ギャグ満載の二人の会話シーンが交互に襲ってくる、大変愉快な映画です。一つ残念な点をあげるとするなら、続編が作られなかったことでしょうね。一作で終わらせるには惜しい映画です。

監督:アンドレイ・コンチャロフスキー
出演:シルベスター・スタローン(レイ・タンゴ)
   カート・ラッセル(ゲイブ・キャッシュ)
   テリー・ハッチャー(キャサリン)
   ジャック・パランス(イブ・ペレ)
   ブライオン・ジェームズ(レカン)
   ジェームズ・ホン(クアン)
   マーク・アライモ(ロペス)
   マイケル・J・ポラード(オーエン)

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