暴走特急
<UNDER SIEGE 2>
95年 アメリカ映画 99分

(あらすじ)
テロリスト軍団が特急列車をジャックした!しかし、運の悪い事に、その列車には最強のテロリストキラー、ケイシー・ライバックが乗り合わせていたのだ!一人、また一人と消されていくテロリスト軍団。列車は阿鼻叫喚の地獄と化すのだった。

(感想)
私の中でのセガール映画ベスト1にして、全アクション映画の中でも確実に上位に来る傑作。舞台が走行する列車内と限られている為、ライバックとテロリスト軍団の攻防が狭い空間内でより一層引き立って見えます。
前作「沈黙の戦艦」同様、ライバックはプロの技を駆使してテロリスト共を葬っていきます。その場面により、ブービートラップだったり、手作り爆弾だったり、圧倒的破壊力のセガール拳だったりと、次々と画面上に展開される匠の技には、もう酔いしれるしかないです。
また、話の展開も素晴らしく、アクション映画として申し分ないです。多分、主演がセガールじゃなくても面白い映画になったと思います。
ただし、ラストの一戦はセガール主演ならではですね。敵の大ボスとの一騎打ちですが、その戦闘の前、敵ボスに、部下をナイフで一瞬で殺して強さをアピールするというシーンがあるので、さぞや激しいバトルが展開されるんだろうと思ってしまいます。でもいざ戦ってみると、なんと敵ボスがライバックに全く歯が立たないという事態に!しかも、そのライバックの強さが映像でちゃんと表現されてるんです。ただ、力技でねじ伏せるだけではなく、敵の攻撃を簡単にいなして見せる事で、本当にこの敵ボスでは歯が立たないんだなと思わせてくれるんです。合気道の動きを基本とした、あの怪しげなセガール拳の動きを初めて見た時はたまげたものでした。
前作「沈黙の戦艦」ではライバックにも仲間が数人いましたが、今作では黒人ポーターが一人だけです。でも、こいつがなかなかいいコメディリリーフになってて、セガールとの掛け合いも面白いです。

音楽は「ロボコップ」「スターシップ・トゥルーパーズ」のペイジル・ポールドゥリス。相変わらず、勇壮なテーマ曲を聞かせてくれます。セガール映画にはあんまり、覚えやすいテーマ曲みたいなのが今まで無かったので、もう、この「暴走特急」のテーマが、そのまま「セガールのテーマ」という感じがしてしまいます。

監督:ジョフ・マーティ
音楽:ベイジル・ポールドゥリス
出演:スティーブン・セガール(ケイシー・ライバック)
   エリック・ボゴシアン(トラヴィス・デイン)
   エヴェレット・マッギル(ペン)
   キャサリン・ヘイグル(サラ・ライバック)
   モリス・チェスナット(ボビー)

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