(あらすじ)
一方、行く先々で人を殺してまわっている謎の二人組みがいた。二人は自称悪魔ダガイオの手先で、彼らに殺された人間は悪魔の手先ゾンヴァイアになってしまうのだ!
一方、とある町の小さな食堂でウエイトレスをしている女ジーナ。実は彼女は怪物が人間に化けている姿なのだった。しかし、誰かを襲ったり殺したりという事をしない、普通に生活をしているだけだった。
一方、マイクの魔の手から寸でのところでジョーに救出されたウィリアムとルークは、ジーナの働く食堂へと辿り着いた。
(感想)
途中まではブラックなコメディタッチな造りになっていて、謎の二人組みの相方が、行く先々で事故に見舞われたりします。果物を切っていたら、誤って自分の指を切り落としたり、持ってた銃が暴発して足を撃ちぬかれたり、道を歩いてたら車に撥ね飛ばされたり・・・。
後半に入ると、コメディ風味は薄れ、アクション度が異常に高くなります。この辺は監督の前作「新ゾンビ」と同じ手法ですね。相変わらず、アクションシーンではジョン・ウーとタランティーノの影響が見られます。二挺拳銃をスローモーションで撃ったり、上着を翻しながら回転したり・・・。
また、この後半部分の舞台が食堂になってから、今更のように登場人物が増えます。それも、何故かアクション向きのキャラが(笑)。髪を後で結わき、セガール拳のような動きを見せるケーシーに、ジーナの友達の4人組の一人で、動きがジョン・ウーチックなピーターなど。
コメディ部分は「新ゾンビ」の時よりもスマートな感じになってるような気がするんですが、後半のアクションシーンのハチャメチャ度は「新ゾンビ」と比べるとかなり落ちてます。それが残念な点ですね。
ところで、敵のボス、ダガイオが、ドルフ・ラングレンの「ダーク・エンジェル」に出てた敵と見かけや演技が似てて、どうしてあんなマイナーな映画をパロってるんだろうと思ったら、演じてるのが同じ人でした(笑)。
監督・脚本:オラフ・イッテンバッハ
いとこのジョーに会いに荒野を歩くウィリアムとルークの二人。ちょうど通りがかった車に乗せてもらう事となったが、その車に乗っていた男、マイクは何と狂人だった!銃やナイフで二人を脅したと思ったら、運転中に突如口から反吐を吐いて悶え苦しみだすマイクとの恐怖のドライブ。
だが、その食堂の客達の中に、人間に化けたゾンヴァイアが混じっていた!
食堂は突如、人間と化け物との血みどろの戦場と化すのだった。
とにかく、ストーリーがメチャクチャです。例えるなら、監督が「こんなシーンを撮ってみたい」と思ったシーンをそのまま撮り、適当に繋いでみただけという、ルチオ・フルチの映画みたいな感じです。
あらすじに書いたように、3つのストーリーがあって、それが交互に描かれていき、最後は全ての登場人物が食堂に集まるという形になっていて、この後、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」チックな展開に突入します。
そして、前半後半合わせて増えまくった登場人物が一堂に会したところで血みどろの銃撃戦が開始!これで数人を残したほとんどが死亡します(笑)。なにせ、「こんなシーンを撮りたいと思って撮ったシーンを適当に繋げた」だけの映画ですからね・・・。この後も一応話は続くんですが、もう何だか訳が分からないです。
前半のくだらない展開も、後に始まる大アクション大会を見たいが為に我慢して付き合ったんだから、もっとハメを外して欲しかったです。
出演:マイケル・カー(ウィリアム)
ラッセル・フライデンバーグ(ルーク)
キンバリー・リーブ(ジーナ)
マシュー・ヒューズ(ダガイオ)
ハンク・ストーン(ジェフ)
ハーヴェイ・J・アルペリン(ニコラス)
クリストファー・クリーサ(マイク)
ダレン・シャラヴィ(ピーター)
ジョー・クック(ジョー)