監督・脚本:C・コートニー・ジョイナー
製作総指揮:チャールズ・バンド
原作:H・P・ラヴクラフト
出演:ブレイク・ベイリー(ジョン・マルテンス)
アシュレイ・ローレンス(キャサリン)
ジョン・フィンチ(ベネット)
ジェフリー・コムズ(ドクター・ハギス)
(感想)
途中までの展開を見たところ、教会に集まった一団が、やむなく団結して地底人達と戦いを繰り広げるという、やや『フロム・ダスク・ティル・ドーン』っぽい展開になるのかな、と思って期待していたら、全然違いましたね。
まず、本来脅威のはずの地底人達があんまり襲ってこないんですよね。登場人物たちが立て篭もってる教会の床には大きな穴が開いてたりしますし、しかも誰も扉や窓を塞いだりという事をしません。でも、そこから侵入すらしてこないんですよね。この地底人達のやる気の無さは何なんでしょう。もしかしたら、地下で茶でも飲んでるのかもしれません。
そのせいで、強盗団達は地底人に脅威を感じる事無く、自分たちの仕事に専念しようとします。その仕事とは、教会の外にある墓地のどこかに大金が埋まってるので、それを掘り出そうというものです。
とにかく、登場人物がバカばっかりで(全然襲ってこない地底人も含めて)、そんなバカが自分のやりたいように行動していくのが描写されるのみ。ホラーとして見たら、クズ以外の何物でもない映画だなという印象を持ってしまいましたね。ですが、もしかして、コメディとして見たら面白いかもしれません。何せ、登場人物全員がツッコミ甲斐のある行動をとってるんですからね。
それに、地底人の造形も今思えば、ある意味笑えるツラでした。だいたい、ジェフリー・コムズが髭面のアル中医師役で出てるって時点で、この映画の本質を見極めなきゃいけなかったですね(そこからどんな本質が読めるんだ・笑)。