オーシャン・オブ・ファイヤー


生き残れるか!?
それは、史上最も過酷なサバイバルレース

HIDALGO
04年 アメリカ映画 136分

監督:ジョー・ジョンストン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ヴィゴ・モーテンセン(フランク・ホプキンス)
    オマー・シャリフ(シーク・リヤド)
    ズレイカ・ロビンソン(ジャジーラ)
    ルイス・ロンバート(レディ・アン・ダヴェンポート)
    サイード・タグマウイ(アルリー王子)
    アダム・アレクシ=メール(アジズ)







<あらすじ>
19世紀末、アラビア砂漠3000マイルを横断する、「史上最も苛酷なサバイバル・レース」と呼ばれる馬上レース、その名も“オーシャン・オブ・ファイヤー”。
このレースに、アメリカのカウボーイが出場する事となった。だが、この男、フランク・ホプキンスはただのカウボーイではない。これまでに数々のクロスカントリー・レースを制した猛者なのだ。そして、フランクの乗る愛馬であり兄弟、ヒダルゴも“奇跡の野生馬”と呼ばれるスーパー・ホースなのだった。
果たして、フランク・ヒダルゴコンビは、この苛酷なレースに優勝する事が出来るのか!?



<見た後の個人的感想>
ヴィゴ&ホース 砂漠を横断する馬上レースの話ですが、途中には、広大な灼熱地帯“ルブアルハリ”や、巨大な砂嵐“ジニス”、イナゴの超大群“イナゴ・ストーム(仮名)”といった、数々の難関が待ち受けています。
何か、これだけ聞くと興奮のアクション・アドベンチャー映画みたいなのを連想してしまいますが、実際はヴィゴとお馬がひたすら砂漠を進むという、地味な内容でした。上記の難関の迫るシーンも、何か「大変な事態の一つが起こっただけ」という感じで、見せ場としての盛り上がりがあんまり無いです。
特に、砂嵐の“ジニス”は、予告で見た時は『ハムナプトラ』の砂嵐シーンみたいな感じの、派手な見せ場となるスペクタクルシーンかと思ったんですが、何か、ただ通り過ぎただけで終わってしまいましたね(しかも、レースが始まって、割と早い時期で起こるし。てっきりクライマックスで出てくるのかと思ってました)。

そんな訳でこの映画、このように見た目の派手さとかアクション性を期待して見ると肩透かしを食らうハメになります。じゃあ、何に期待したらいい映画なのかと言うと・・・、う〜ん、何でしょう?(爆)。
主人公がインディアンの血をひいていたり、アラブ人と友達になったりするので、何か人種的なテーマが隠されてたりするのかもしれないですが・・・。どことなく、『ラスト・サムライ』みたいな“異文化交流の話”的な匂いもちょっと漂ってた気がします。
なぜか、この映画で語ろうとしているテーマが、私の頭に全然入ってきませんでしたね。なんででしょう。興味が無いせいか(笑)。

アメリカ版ポスター ちなみに、この映画に関してこんなネガティブな感想が出てしまった要因の一つに、「レースに出てるアラブ人達がみんな同じ顔に見えて、誰が誰だか分からなかった」というのがありました。
レース中すぐに死ぬような名無しの奴らなら、みんな同じ顔に見えても関係ないんですが、ストーリーに関わってくる連中すらも見分けがつかなかったので、見てて参ってしまいましたね。
こんな状態で見ては、この映画のストーリーの面白さが分かるはずがありません。

でも、ここまで書いておいてなんですが、レースシーンは地味ではあるものの、見てて面白くはありました。上記の灼熱地帯やら砂嵐やらは、映画の見せ場としてはあまり機能していなかったですが、レースシーンのアクセントとしては機能してましたからね。
あと、実は大作初主演のヴィゴ・モーテンセンの魅力もよく出ていました。まあ、考えてみれば、この人が単なる娯楽アドベンチャー映画に出るわけがないんですよね。



<プログラム情報>
・定価600円。全30ページ。プログラムサイズ“普通”
・イントロダクション2ページ
・ストーリー2ページ
・映画の解説3種、各2ページ(写真のみのページ込み)
・ヴィゴ、ジョンストン監督、オマー・シャリフ、ャYレイカ・ロビンソンのインタビュー各1ページ
・プロダクションノート4ページ


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