ホーンテッド・マンション


この館には、誰も知らない秘密があった

<THE HAUNTED MANSION>
03年 アメリカ映画 98分

監督・製作総指揮:ロブ・ミンコフ
特殊メイク:リック・ベイカー
音楽:マーク・マンシーナ
出演:エディ・マーフィ(ジム・エヴァース)
    ジェニファー・ティリー(マダム・リオッタ)
    テレンス・スタンプ(ラムズリー)
    ナサニエル・パーカー(エドワード・グレイシー)
    マーシャ・トマソン(サラ・エヴァース)
    ウォーレス・ショーン(エズラ)
    ディナ・ウォーターズ(エマ)
    マーク・ジョン・ジェフリーズ(マイケル)
    アリー・デイビス(メーガン)




<あらすじ>
不動産業に大忙しのジム・エヴァースは、久しぶりの家族サービスという事で、家族みんなで旅行に出かける事にした。だが、その前日になってデカい取引の話が舞い込んで来てしまった。南北戦争以前に建てられた豪華なお屋敷の持ち主が、この屋敷を売りに出したいと言うのだ。
その屋敷の場所が旅行の行き先の途中にある事から、ジムは家族の反対を押し切ってその屋敷に立ち寄る事に決める。

だがその屋敷は、999人のゴーストのいる幽霊屋敷だったのだ!



<見た後の個人的感想>
主演のエディ・マーフィ 去年の『パイレーツ・オブ・カリビアン』に続く、ディズニー・ランドのアトラクションの映画化シリーズです。
『パイレーツ〜』の時は、映画の内容自体、別にアトラクションの映画化という肩書を知らなくても、一本の海賊物アクション・アドベンチャーとして見られる映画でしたが、今回の『ホーンテッド〜』は、より「アトラクションの映画化」という面が強調された作りになってる感じがありましたね。見ていて、「このシーンはアトラクションでも出てくる場面なんだろうな」と思われるシーンが結構あって、アトラクションを知っていればより楽しめる、という感じになってるようでした。
私も、過去に二度ディズニー・ランドには行っていて、この『ホーンテッド・マンション』には2度とも乗っているんですが、もう全然覚えて無いんですよね。なので、私が「このシーンはアトラクションでも似ような場面が出てくるんだろうな」と思ったシーンは、実際のアトラクションには無い、映画オリジナルのシーンという可能性もあるんですが(笑)。

驚くエディ ですが、雰囲気的に、「いかにもアトラクションの映画化っぽい」という感じがあったので、多分、アトラクションの内容を記憶してる人の方がこの映画を楽しめるかもしれません。

で、アトラクションの内容を忘却している私ですが、そんな私にも私なりの楽しみ方があります。
それは、「主演のエディ目当て!」という楽しみ方です(笑)。この映画、主演はエディですが、主役は“ホーンテッド・マンション”の方です。天才コメディアンのエディはその点をしっかり理解しているのか、かなりアクを落とした演技をしていて、このVFXメインの映画に完全に溶け込んでましたね。その相変わらずの器用さには改めて「凄い奴だ!」と思わせてくれました。
映画のストーリー展開は悪くは無いんですが、元ネタを知らない(と言うか覚えて無い・笑)せいか、ちょっと小ぢんまりとした感じで、幽霊屋敷物としてもアドベンチャー物としても物足りない印象がありました。ですが、そこをエディのコメディ演技で完全にカバーしてましたね。
もし、主演が、この手の映画をそこそここなせるだけの人だったら、映画の印象もそこそこ面白い程度に終わってたような気がします。
いや、もちろんもともとエンターテイメント映画としてよく出来てはいるんですが、「何か足りない」いう印象が残ったと思うんですよね。そこを、主演のエディの働きにより、見事、上質のエンターテイメント映画と呼ぶに相応しい映画にまで質を高めてましたね。

ゾンビVSエディ それに、私にとって凄く嬉しいシーンも中盤辺りに用意されていました。
なんと、ゾンビが出てくるんです。腐りきってほとんど骨だけという外見ですが、コイツはアトラクションにはヘいない、映画オリジナルのキャラなんだそうですね。
ゾンビファン&エディファンの私にとって、この場面で出てくる「ゾンビを見て悲鳴をあげるエディ」の映像には、思わず立ち上がって拍手をしたくなるようなおいしいシーンでした(笑)。
しかも、このゾンビがまた、結構な数が出て来てくれるんですよね。もちろん、人をとって食ったりしない(映画のレイティング上、出来ない・笑)、安全ゾンビではあるんですが、ゆっくりと迫ってくる様はまさに私の好きなゾンビそのもの。この、動きが最近流行のハイスピード型ではなく、ちゃんとスローリー型というのが、また嬉しかったですねぇ。



<プログラム情報>
・定価700円。全34ページ。プログラムサイズ“普通”
・執事ラムズリーの挨拶1ページ
・イントロダクション2ページ
・ストーリー4ページ
・監督ロブ・ミンコフ&リック・ベイカーのインタビュー各1ページ
・吹き替えの木の実ナナとグッチ裕三のインタビュー、合わせて1ページ
・ホーンテッド・マンションすごろく2ページ
・映画の解説2種、各2ページ
・プロダクション・ノート2ページ
・キャラクター商品のお知らせ1ページ


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