
監督・脚本:ジョナサン・ヘンズリー
出演:トム・ジェーン(フランク・キャッスル“パニッシャー”)
ジョン・トラボルタ(ハワード・セイント)
ウィル・パットン(クエンティン・グラス)
ロイ・シャイダー(フランク・キャッスルSr.)
サマンサ・マシス(マリア・キャッスル)
ローラ・ハリング(リヴィア・セイント)
ベン・フォスター(デイブ)
ジェームズ・カルピネロ(ジョン・セイント/ボビー・セイント)
ラッセル・アンドリュース(ジミー・ウィークス捜査官)
エディ・ジェイミソン(ミッキー・デュカ)
ジョン・ピネット(バンポ)
レベッカ・ローミン=ステイモス(ジョアン)
マーク・コリー(ハリー・ヘック)
ケビン・ナッシュ(ザ・ロシアン)
かつて、ドルフ・ラングレン主演で映画化された、コミックヒーロー物の2度目の映画化です。
たいがい、コミックヒーロー物はCGを派手に使ってくる事が多いです。コミックなりゲームの映画化作品が一昔前よりも面白い映画が増えてきているのは、CGによって原作のマンガ的な表現を映像にうまく現せられるようになったからだと思うんですが、この『パニッシャー』は、CGの使用されてるシーンがほとんどありません。主人公にも敵にも特殊な能力を持ってる奴がいなければ、怪物に変身する奴もいないせいです。
で、この辺りがこの映画に期待していた点だったんですよね。これまでのコミックヒーロー物とは違う、リアルな雰囲気で、よりアクション映画的な内容になってるものと思ったからです。
でも、見てみたら、やっぱりコミックヒーローっぽいんですよね。マンガ的な表現もしっかり出て来ますし。そうなると、逆にCGを使ってないせいで、マンガ的表現に、変な違和感が出てしまうんですよね(ここも、ベテラン・アクションスターが演じていたら違和感は出なかったんでしょうけどね)。
さらに、アクションシーン全般に迫力が欠けているというのもちょっとイタかったです。爆破だけはそこそこ派手なんですが、主人公の動きがもっさりしていて、スピード感が無いんですよね。これは、主人公を演じるトム・ジェーンの運動能力より、撮り方に問題があったような感じでした。
多分、監督が作ろうと思っていた雰囲気と私が期待していた雰囲気に差があったんでしょうね。私は90年代のアクション映画っぽい雰囲気(「『ダイハード』より後、『マトリックス』より前」の期間に作られたアクション映画)を想像していたんですが、監督は、もっと前のアクション映画の雰囲気を出したかったようです。でも、主人公の出で立ちや装備品の数々は“『マトリックス』後の映画”っぽいんですけどね。
あと、その「復讐劇」というストーリー[から、シリアスな内容を想像していたんですが、コント紛いのシーンが出てきたりと、意外に軽いんですよね。
このように、見る前の想像とことごとく違うんで、かなり戸惑いがありましたね。この映画の本当の面白さが分かるのは、後にDVDで見返した時になりそうです。
←メニュー画面に戻る