
監督:ロブ・ボウマン
出演:クリスチャン・ベール(クイン)
マシュー・マコノヒー(ヴァンザン)
イザベラ・スコルプコ(アレックス・ジェンセン)
ジェラルド・バトラー(デイヴ・クリーディ)
それから20年。人類はもはや絶滅寸前となっていた。その分、食料である人間がいなくなったため、サラマンダー達も餓えているという状況だった。
とある砦で生き残りの人達を集め、コミュニティーを作っているクインの元に、アメリカからやってきた軍人達が訪問してきた。彼らは独自の調査で、サラマンダーのオスが1頭しかいない事を突き止め、その唯一のオスがいると思われる、ここイギリスにやってきたのだ。
と、見る前の想像とことごとく違うので、見ながらかなり戸惑ってしまいました。でも、私はもともと、こういう“ドラゴン退治”のストーリーは大好きなので、見終わった後は大満足でしたね。
この映画、ジャンルは“ファンタジー”になるんでしょうかね。ファンタジーと言えば、超大物「ロード・オブ・ザ・リング」が最近ありましたが、あちらはファンタジー物の王道、「ドラゴン退治」というミッションがありませんでした。
それが今回、この「サラマンダー」でようやくドラゴン退治の話を見ることが
できわけですね。やっぱり、デカい怪物との戦闘は迫力があります(「ロード・オブ〜」にも一瞬ありましたが)。
映画の“顔”であるドラゴンの造形や動きは素晴らしいものがありましたね。CG技術の進歩により、数年前のドラゴン映画「ドラゴン ブルース・リー物語」・・・ではなくて、「ドラゴンハート」に出てきた“コネリードラゴン”の数倍の迫力がありました(ちなみに、「ダンジョン&ドラゴン」は未見だったりします)。

あと、クインとヴァンザンという二人のリーダーの対立という、この辺のストーリー自体も面白かったですね。
話の主人公がドラゴンスレイヤーのヴァンザンの方じゃなくて、ドラゴンからひたすら隠れる事を選んできたクインの方というのもよく考えられてるな、という感じがします。そのおかげで、ラストのヴァンザンと共にドラゴンに立ち向かっていくくだりがとっても燃えるんですよね。
しかも、クインは、今退治に向かってるオスドラゴンが地中から復活した時の姿を子供の頃に見ている、というのも、何か運命的なものを感じさせてくれます。
ドラゴンとの対決シーンは2回出てきますが、中盤の戦略的に戦うシーンよりも、終盤の主人公二人が直接挑むという方が見てて燃えましたね。ビジュアル的には多分、この終盤の戦いの方が地味だと思うんですが、これまでキャラクターをしっかり描いてきた主人公が直接挑んでるとなると、やっぱり見た目以上の興奮が感じられますからね。
そうそう、終盤の闘いには、「ヴァンザンの決死の大ジャンプ」という名シーンがありましたね。あの滞空時間と飛距離の長さは驚異的でした。しかも、それが何の役にも立たなかったというのも見逃せない点です(笑)。
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