<あらすじ>
女手一つで育てられてきた14歳のウォルター少年は、夏休みの間だけ、田舎の農場に住んでる親戚の爺さん兄弟の元に預けられる事となった。
最初はギクシャクしていたウォルターと爺さん兄弟だが、ある日、弟爺さんのガースから、二人の過去の大冒険話を聞いたウォルターは、まるで活劇映画のようなその話にすっかり夢中になり、二人を凄い男なんだと思うようになる。
その後、次第に打ち解け合うようになっていった3人は、一緒にガーデニングをしたり射撃マシーンで遊んだりするのだった。
さらに、狩り目的でライオンを購入するが、それは病気持ちでサーカス落ちした中古のライオンだった。しかし、そのライオンが気に入ったウォルターは、ペットにしてしまうのだった。
<見た後の個人的感想>

少年と二人の爺さんの心の交流を描いた感動ドラマです。
少年ウォルターを演じるのがハーレイ・ジョエル・オスメント。という事で、見るからにひ弱な少年です。そして対する爺さんは、家にセールスマンが来たら銃を撃って追っ払ったり、バーで若者に絡まれたら、相手が4人だろうがナイフを持ってようが平気で伸してしまうという豪傑爺さんです。
そんなスーパー爺さんにしごかれて、ウォルター少年がムキムキに逞しくなる映画、というわけではありません(笑)。確かに、この爺さん達との付き合いで逞しくはなるものの、それは肉体的にではなく、精神的にです。
2人の爺さんのうち、マッチョなのはロバート・デュバル演じる兄の方なんですが、若いつもりで重い物を運んで、後に疲労で倒れたりしてるんで、威勢がいいとはいえ、老人な事に変わりはないんですよね。
この兄弟は、過去にフランス旅行に行った際に、何者かにさらわれて、そのまま外人部隊に入隊させられ、数多の戦闘に参加していたようです。さらに兄の方は、当時は、まるでアクションアドベンチャーのヒーローみたいな奴で、異国で冒険活劇を繰り広げていたらしいんです。
現在は落ち着いた老後を過ごす為にアメリカの田舎に隠居してますが、そんなアドベンチャーな過去を持っているため、今の平和な暮らしは少々退屈でもあるようです。ですが、年齢を考えると、隠居して一日中ポーチに座っていたり、ガーデニングをしてみたりといった事しかやれません。
そんな、元ヒーローとしての葛藤を抱えた老後を送ってるわけですね。
なもので、頑固なところがあったんですが、それはウォルターとの生活の中で次第に丸くなっていきます。
少年の心の成長だけでなく、元ヒーローの老人の心のドラマも描いた映画なんですね。
そういった人間ドラマとしての面、ストーリー面には、正直、特別な面白さを感じなかったんですが、田舎の一軒家という自然の中心みたいなロケーションや、その回りをウロウロするペットの犬軍団+αの存在、などから、見ていてほのぼのとした気分にさせられましたね。
ちなみに、犬軍団+αの“α”は、なんとブタさんです。爺さん二人やウォルターが家の周囲を歩く際、必ずこいつらが後をくっついて歩いてくるんですが、それが何とも可愛らしかったですねぇ。しかも、犬に交じってブタまでいるなんて、もう、私向けのサービスとしか思えません(笑)。
ストーリーの肝とも言うべき、ハブの過去の大アドベンチャーですが、これはガースの口からウォルターに語られる事となります。ですが、映像ではその大アドベンチャーをしっかり映