スノー役のジェレミー・デイビスは、「何かどこかで見た顔だな」と思ってたんですが、この人『プライベート・ライアン』に出てたんですね(後でパンフを見て知ったんですが)。
あの映画に出た若手俳優達は、その後いろんな映画に出てるのを目にしましたが、この人は『〜ライアン』以降全く目にしてなかったですね。
<画像の下より、ネタバレ有りの感想>

それにしても、結局ソラリスとはどんな星なんでしょう。理想の相手を現実化してくれる、まさに夢のような星なんでしょうか。
ソラリスによって具現化された人は、別に想像主を殺すとか乗っ取るとか、そういう事をするわけでもないようですし。怯えずに、あくまでも「自分の理想の相手」として接すれば何の問題もないのかもしれないですね。
ところでこの映画、「何だか謎の多い神秘的な映画だな」と思っていたら、どうもこの映画のテーマは「失敗に終わった亡き妻との関係。それをやり直すチャンスがきた」というものだったんですね(プログラムによると)。
そう聞くと、何だか浅いストーリーのような気が・・・。
そんな、すでに死んでいる人にいつまでもしがみつくような事でいいんだろうかとも思うんですけどね。それに相手は実際には全然違う存在なんですから。
まあ確かに、“外見が一緒で内面は自分の記憶の中のもの”という存在は、むしろ本物よりもいいんでしょうけどね。裏切られるような事もないでしょうし(自分の記憶で作られたんだから、こっちの予想しない行動はしないわけですからね)。
でも、もし実際に自分が愛する人を失った過去を持っているなら、こんな感想は出てこないかもしれないですけどね。まさに「夢のようなおとぎ話」として涙をボロボロ流しながら見そうな気がします。
一見ハッピーエンドだけど、よくよく考えると2人とも人間ではないという、ちょっと不気味さすらあるラストなんですが(クローン人間同士のラブストーリーみたいな)、ここも『タイタニック』のラスト並に感動して見られたりするんでしょうね。
2人の恋愛描写が『タイタニック』みたいにベタベタに分かり易いものなら、実際に自分が主人公の立場にいなくても感動出来たのかもしれないですけどね。
さらに、ラストでクリスとレイアがいるあの場所はどこなんでしょう?地球なのかソラリスの中なのか、それとも全部クリスの頭の中の世界なのか・・・。
この謎の多いラストを面白いと感じられるかどうかで、映画全体の印象も変わってきそうですね。私は「意味はよく分からないが、何だかとっても神秘的な感じだ」と頭の悪そうな事を思ってたので、見終わった後は面白かったような不思議だったような、何とも言えない奇妙な感覚がありました。
これは、初めて『マトリックス』を見た後の感覚とちょっと似てましたね。何か、自分が今いるのが現実の世界じゃないような、または、自分が実は自分じゃないような奇妙な感覚・・・。この感覚はきっとビデオで見たのなら味わえなかったでしょうからね。映画館で見て本当に良かったです。
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