
監督・脚本:鶴田法男
原作:つのだじろう『恐怖新聞』
出演:三上博史(里見英樹)
酒井法子(里見綾香)
堀北真希(若窪沙百合)
小野真弓(宮本美里)
井上花菜(里見奈々)
吉行和子(御子柴聡子)
山路和弘(三田村医師)
山本圭(鬼形礼)
事故から数年後。夫婦は別居をし、ノリピーはオカルト研究家となり、博史は学級が崩壊している高校の教師をしていた。別居の原因は、博史が事故を予言した新聞の存在を主張し続けていたせいだった。
だが、人の死を予言する、謎の「恐怖新聞」は、再び二人の前に姿を現すのだった。
“Jホラーシリーズ”の記念すべき第二弾です。ですが、第一弾で感じた、このシリーズの先行きの不安を現実のものにしてくれる、微妙な出来の映画でした。
ちなみに、いくら予告編が怖そうだったとはいえ、もともと邦画なんて劇場で見る気はありませんでした。どうせ、このように文句垂れ流しの感想が出るに決まってるからです。私は邦画との相性がすこぶる悪いんですから。
では、なんでわざわざ見に行ったのかと言うと、この『予言』の方に、大スターの(私の中では・笑)小野真弓嬢が出てるからです。しかも、チラシ等の広告媒体に名前が載るぐらい、大きな役を貰えているようです。いくら本編がつまらなくても、「劇場の大スクリーンで真弓ちゃんが見られる!」という喜びの方が映画のつまらなさから来るゲンナリ感よりもでかいに違いない。そう思って見に行く事にしました。
なので、見るのは『予言』だけでもよかったんですが、せっかく一本の料金で2本見られるんだから、『感染』の方も見てみようという事になりました。失敗でしたが。
で、先の『感染』で下がったテンションを、真弓ちゃんの姿で元に戻そうと意気込んでの『予言』鑑賞ですが・・・。
もう、出番の少ない事少ない事。
オープニングのクレジットで4番目に名前が出て来たのに、この出番の少なさはなんじゃらほい。何か、ボッタクリ関連の罠にはまったような心境でしたねぇ。
これで、映画自体が面白ければまだいいんですが、内容は『感染』よりもつまらないという有り様。劇中、焼けただれた娘のゾンビみたいなのが現れて(幻覚なんですが)三上博史が変な悲鳴を上げるというシーンがあるんですが、見てる私も、この映画のあまりのつまらなさに、こんな悲鳴をあげそうになってしまいましたね。
映画館で映画を見てる途中、「ああ、帰りたい・・・」と思ったのは多分、これが二度目ぐらいです。ちなみに一回目は『プライベート・ライアン』を見てる時で、「あまりに怖くて逃げ帰りたくなった」という、『予言』とは全く違う理由でした。
『感染』の感想で、ストーリー展開のテンポが悪いと書きましたが、こちらはもっとスローでした。加えて、そのストーリー自体も面白く無かったです。ちょっとばかし『ファイナル・デスティネーション』を思わせるストーリーなんですが、似たようなネタでも、ここまでつまらなく作る事が出来るんだなと、違う意味で感心してしまいましたね。
映画を見て以来、感想を書くのがもはや億劫で、ずっと放置していたんで、詳しい内容も、私がこの映画を見て具体的にノどこをつまらないと思ったのかもすっかり忘れてしまいました。
そんな映画ですが、約90分の上映時間中、全てがつまらなかったのかと言うと、そんな事はありません。真弓ちゃんの出てるシーンだけは面白かったです(全部で5分あるかないかぐらい)。
しかも、中盤頃で起こる電車事故で死ぬという難役を見事にこなしていましたねぇ。当然、事故シーンは映りませんでしたが(電車事故を撮れるような製作費がこの映画にあるわけもなし)。電車が発車した次のシーンがもう真弓ちゃん演じるキャラクターの葬式シーンでしたからね。
死んだ後も、後に博史の幻覚シーンで登場する機会があり、事故で損壊したグチャグチャのお顔を披露してくれました。でも、グチャグチャしてるだけで何だかよく分からないCG映像(当然、安っぽいCG)を顔に貼り付けられた形での登場だったのは残念。せめて、ゾンビ風特殊メイクを施されての登場なら、私も大喜びだったんですが(←変態か・笑)。
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