杞憂
「あれ?」
朝議が終わって、ふと、陽子は自分の半身を見上げた。
「景麒、お前、背が縮んでないか?」
「…主上のお背が伸びたのではないですか」
何をバカなことを…と、相変わらず不機嫌な声で答える景麒。
(私の背が伸びる訳ないじゃないか)
返された陽子もむっとしたが、端正な顔をよくよく見ると、目尻に皺…のようなものも見える。
(ま、まさか…)
景麒…お前、まだ成長してる!?
陽子のこの疑問と、「今までの歴史上、どれくらいまで老けた麒麟が居たのか、知っていたら教えて欲しい」との質問を語った鸞に、隣国の麒麟は向こう三ヶ月ほど笑い転げるのであった。
<了>
何しろ後発同人なので、とっくに概出ネタかもです(^_^;)。どこかでかぶってたらスイマセン。
決して景麒がキライな訳じゃないけど、麒麟としてはあんまり訳に立たないヤツだなーと思ったり(あああ、景麒ラブな方、すまぬ!)。
ちなみに、十二国中、一番真面目で、デキる麒麟は廉鱗ではないかと思っています。主上は単なる、人柄のいい農夫だし(オイ?)、雁みたいな切れる側近の影も特に見えないし、奏みたいなスマップorモー娘。的分担王(爆)でもないし、廉鱗が、かなり優秀な宰輔手腕を発揮しているのでは?と。泰麒を二度も連れ戻した行動派だしねvv。